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www.henari1.jp ORRの道路調査報告書 ODA ROAD RESEARCH

〜道路格闘家へなりと闘う鉄馬ヘナリワンの軌跡〜

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トップ>廃道電撃ネットワーク>東海>愛知>広見林道の実走調査レポート

広見林道(1)

★★★★★

広見林道1-1

◆広見林道1−1:待ち合わせの水車小屋

この日召集令状によって呼び出された一行は、猿投山直下の水車小屋にて、その時を今か今かと待っていた。赤紙を出したのは他でもないこの僕で、呼び出されたのは勿論ロリエさんである。

一足先に現地入りしていた僕は、木陰のベンチで横になった。本当に来るのかいな?まあ来られなくとも、そこは勝手知ったる猿投山、一人でどうにでもなるわな。ってか本当に楽しみにしているのは彼であり、何度か踏破している僕にとっては、単なる取材でしかないのだ。

広見林道1-2

◆広見林道1−2:序盤は在り来たりな舗装林道

ただ数年の時を経て、広見林道が今現在どのような状態にまで変貌を遂げているのかを、この目で確かめたいという思いが多少なりともあったのは事実だ。

うたた寝している僕の耳に、聞き覚えのある騒音が飛び込んできたのは横になってから15分程してからだった。彼は予定時刻きっかりにやってきた。早速山頂目掛け舗装路を上り始める。

広見林道1-3

◆広見林道1−3:古風な石垣

早速現れる古風な石垣を身に纏う切り通し。この道の正体を時間さえ許せば、違った角度から切り込んでみたい所だが、限られた時間故に今回はパスだ。それに序章で引っ張る最近の傾向ってどうよ?と僕自身も疑問に思っているし、このまま放っておけば、ある事ない事駄文を重ねる水増し報告書に成りかねないので、今回はターゲットまでスムーズに持って行こうと思う。という訳で

広見林道1-4

◆広見林道1−4:厳戒態勢の起点

ハイ、到着!

ここが中京圏で最強最悪の、通称猿投山林道と呼ばれる鬼畜路線の起点である。のっけから通行止オンパレードの厳戒態勢に行政側の強い意思が感じられる。この交点より路面は砂利敷きとなる。

この斜面を削り取っただけの荒々しい未舗装路が懐かしい。全然変わっとらんね〜、この威圧感全開の重々しい雰囲気。一般的なトラ塗りバーのゲートとは異なり、道路そのものをガードレールによって封鎖する起点は、初めて訪れる人にとっては後退りしてしまうほどのインパクトがある。

広見林道1-5

◆広見林道1−5:擦り抜けは公然の秘密

だが道路脇に目を転じれば、そこには無数のタイヤ痕が刻まれ、単車や自転車の往来は常態化している事がよく分かる。目的を持ってここへやってくる者が、そうあっさりと引き返すはずもなく、多くは自己責任っちゅう事でと、すんなりとスルーできるような仕様は公然の秘密である。

轍が一つや二つなら戸惑ってしまいそうだが、どこかのコースに迷い込んだのかと勘違いしてしまうほど様々なタイヤ痕が刻まれ、ウエルカムと言っているように映る。

広見林道1-6

◆広見林道1−6:先行者の御蔭でナチュラルに進入

この状況も昔と然程変わっておらず、最早猿投山林道は、半公認の道路と言っても過言ではない。残念ながら二輪用の通路しか確保されていないが、実はこの林道何を隠そう四駆でのチャレンジャーが多い事で有名なのだ。

事実これまで猿投山の林道を通過した際、四輪と離合しなかったためしがないのだ。それについてはおいおい記述してゆくとして、問題の場所であるが、読んで字の如く猿投山にある。

広見林道1-7

◆広見林道1−7:のっけから0.5車線

名古屋から下道で1時間圏内にあり、岐阜や豊橋といった都市圏からも非常にアクセスし易い立地条件から、ここに挑む者は後を絶たない。我々のように遠方からの挑戦者も含めれば、普段から相当な賑わいをみせている事は想像に難くない。それではいざ出陣。赤紙次郎

逝きます!逝きます!

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