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犬鳴峠(3) ★★ |
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犬鳴峠の取扱説明書 犬鳴峠または犬鳴トンネル。この世界に身を置かずとも、道路に精通していなくとも、また旅慣れてはいなくとも、老若男女誰しもがその名を一度は耳にした事があるだろう。ここには様々な憶測や噂が渦巻き、それに尾ひれが付く形で犬鳴の名は、瞬く間に全国区となった。この峠にいったい何があったのだろうか？真実はただひとつ、ガルエージェンシーが掴んだある悲しい事件が発端となっている。良からぬ噂が絶えないこの峠に、クソみたいな噂話は排除し、道路という観点からORRがメスを入れてみたいと思う。
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ドライブ＆ツーリングのネタ帳ORR かつては多くの車両が行き交ったこのコーナーも、現在では鉄柵が張られこれ以上の進入は出来ない。一度は封鎖された旧道だが、何者かの手によって鍵が破壊されたのだろう。それも一度や二度ではなく、繰り返し行われた事は、ガードレール及び人の手では動かし難い程の巨大な土嚢が、手前に置き去りにされている事からも明らかである。絶対に中には入れさせないという |
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ドライブ＆ツーリングのネタ帳ORR 施工者の執念さえ感じさせるゲートであったが、しっかり入っちゃうんだなこれが。その先はいい感じで廃道化が進んでいた。本来は1.5車線ある幅員も、完全に放置されて伸び切った枝木が、今にも道路全体を覆い尽くさんばかりの勢いで、もはやそこに四輪が通れる隙間などなかった。ゲート前までは微かに見られた四輪の轍跡も、ヘアピンを曲がらずに、真っ直ぐと突き進んでいて、向こう |
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ドライブ＆ツーリングのネタ帳ORR 側は坑門手前まで車両が入っている形跡が見られたが、こちらはゲートだけ見ても今は完全に使われていない事が分かる。よってこの先はいかなる事があろうとも驚けない、完全なる廃道という事だ。向こう側では徒歩での調査という事もあり若干余裕があったが、今度は単車を持ち込んでいる以上そのリスクは大きい。いくら盛大なるお祓いをしたと言っても、突如襲い掛かる土砂崩れなどに |
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ドライブ＆ツーリングのネタ帳ORR 見舞われたら、ひとたまりもない。心のどこかでは反対側も徒歩でしか行けないと踏んでいたし、むしろ当物件に関してはその方がいいのではないかとも思っていた。まあ簡単に言ってしまえば若干チビっているという事なのだが、いくら天候に恵まれていないとは言え、真昼間なのに何故かここだけおどろおどろしい空気が漂っているのだ。いったい何なんだこの重たい空気は？やはり先入観 |
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ドライブ＆ツーリングのネタ帳ORR から来るものなのだろうか。自慢じゃないが、これまで幽霊なんて一度も見た事ないし、そんなの気にしてたら商売あがったりだ。ただ見た事がないというだけで否定するつもりはない。どちらかと言えば僕は肯定派である。但し世の中に出回ってるものは全く信じない。そんな軽々しいものじゃないと思うから。本当の恐怖というのは二度と口にしたくもない事を指すのであって、それは戦争体験者 |
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ドライブ＆ツーリングのネタ帳ORR があまり多くを語らない事でも明らか。度を超えた残虐なシーンや恐怖の瞬間を目の当たりにしてきた人々が、余りのショックで精神病になるとか、フラッシュバックやPTSD(心的外傷後ストレス障害)といった極度の障害を抱え、思い出すのも嫌な事をペラペラ自慢げに喋ると思うか？大槻教授も腹抱えて笑ってるぞ。残念ながら世の中に出回ってる幽霊話の大半はデタラメ。でも般ピーの喰い |
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ドライブ＆ツーリングのネタ帳ORR 付きがいいし、それで飯食ってる人もいるので、次から次へと幽霊ネタを作り出さないと持たないのよね。それにあたかも自分が見たかのように自慢げに喋る虚言癖が後を絶たないから始末に終えない。そんな可哀想な人の為に僕が戒名を考えてあげました。その名も大虚言！(ダイキョゲン) 犬鳴隧道2へ進む 犬鳴峠2へ戻る |
