ORRの道路調査報告書:全国の廃道隧道酷道旧道林道を個人が実走調査したレビュー

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清川ルベシ林道

 

清川ルベシ林道の取扱説明書

道道256号豊富遠別線の旧道と道道854号清川線と中央林道を結ぶ重要な役割を担う清川ルベシ林道。道道256号線側からは案内板も設置してあり分かり易いが道道854号線と中央林道側には林道標柱さえも設置されておらず分かり辛くなっていて、もうちょっと気を利かせて欲しい所ではある。

 

清川ルベシ林道1/ORR

ドライブ&ツーリングのネタ帳ORR

急ピッチで新設工事が進められている道道256号豊富遠別線もそろそろ完成する頃で今頃は最終調整に入っている頃だろうか、はたまた既に開通している可能性すら有り得る。いくら抜けているとは言え1車線の離合不能な山道で、これまでその存在自体がほとんど意味を成していなかった未舗装路の道道256号豊富遠別線も今後は旧道として

清川ルベシ林道2/ORR

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今までとは違って貴重な存在として注目されるのかも知れない。ここ清川ルベシ林道との分岐には道道256号線のヘキサが二つも設置されていて林道から出てきた人が同じ様な砂利道に林道と勘違いしないようにとの配慮から分岐にヘキサが設置されているのだろう。確かに路面だけ見れば道道も林道も全く同じだ。グレードの違いをしっかり

清川ルベシ林道3/ORR

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アピールしておきたかったのだろうか。清川ルベシ林道は道道256号線と離れてから徐々に上り始め、稜線へと辿り着くとそこからは尾根伝いを行く。周囲が見下ろせる程の標高はなく山というよりは丘に近く開放感はあるものの特に景観に恵まれる訳ではない。待避所などは全く無いに等しいが交通量は皆無で、人家が全くなく抜け道のような

清川ルベシ林道4/ORR

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役割を果たす訳でもない清川ルベシ林道はこの辺一帯の山の管理のみに使われているだけで人里から離れたこんな場所へ来るのはせいぜい山菜取りくらいなものか。気分良く走れる尾根伝えの快走路もやがてY字路にぶつかる。左は道道854清川線へと抜けている。本線は右である。これまでは尾根伝えという事もあり非常に緩やかなコーナーと

清川ルベシ林道5/ORR

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心地良いアップダウンでリラックスしての走行であったがY字より先は尾根筋から下りへと転じる為見通しは悪くなりカーブも多く勾配もあり一転して緊張感が増す。と言ってもどこにでもあるありきたりな林道で出来過ぎの感がある道道256号線からY字路までの尾根上の快走区間と比べての事で林道走行を趣味とする者なら極普通の状態だ。

清川ルベシ林道6/ORR

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相変わらず周囲には有り余る熊笹が密生しており、これで商売が成り立つのならウハウハだなと熊笹を見るたびに思ってしまう。コカコーラが熊笹茶のペットボトルを販売した時は笑ってしまったもんね。原料は腐る程ある訳だが、採取や加工の段階でコストがかかりそうだ。これまで徹底して道路調査だけに励んできた訳だが次回渡道した際は

清川ルベシ林道7/ORR

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その場で熊笹茶なんぞを作って飲んでみようと思う。勿論無添加無加工だから物凄いまずいのかも知れないが、加工されて健康食品などとして広く出回っている熊笹が林道脇に常に大量にあるので気になって仕方がないのだ。これが意外とイケてたりして。清川ルベシ林道のフィニッシュはストレートにて中央林道に合流となる。

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