ORRの道路調査報告書:全国の廃道隧道酷道旧道林道を個人が実走調査したレビュー

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町道北成線

 

町道北成線の取扱説明書

切り通しの緩やかな峠を越え、その先には木製の電柱にのどかな田園風景が広がる正しい日本の田舎風景は見ているだけで心が癒される癒し系路線に属する町道北成線。その風景もさる事ながら各地の峠を繋いで走る際大いに役立つ使えるショートダートでもある。

 

町道北成線1/ORR

ドライブ&ツーリングのネタ帳ORR

北海道では国道こそ砂利道は消滅してしまったものの道道以下の路線ではまだまだダート路は健在だ。わざわざ遠方まで砂利道を探しに出掛けなければならない本州と違ってどこの市町村にも必ずと言っていい程砂利道が残っている。札幌でさえ例外ではなく、ちょいと市の外れに行けば砂利道に当たる。これで雪が降らずに通年通行可能であれば砂天国である。

町道北成線2/ORR

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だが現実には走行期間が限られ、お盆をピークに最も砂利道が賑わうのが夏休み期間で、お盆を過ぎると急激に寒さが増す北海道の秋は早く、また春先も寒さを気にしない強者を除いて始動は早くてゴールデンウィーク明けで、常識的にバイクに乗れる時期は69月と極端に短い。9月にはライダーの数は一気にその数を減らし一般道はともかく砂利道で

町道北成線3/ORR

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すれ違うのは皆無に等しい。メジャー林道ならいざしらずマイナー林道では言わずもがな。特にここ町道北成線のような林道でもなんでもない道を走っている内地の人間など常識的にいる訳がない。町道北成線のような有触れた道にまで手を広げるのは、それなりに走り込んでいなければ無理だろう。無数に点在するロングダートを差し置いて超マイナーな

町道北成線4/ORR

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砂利道の町道を探索するにはそれなりの愛と勇気と情熱を必要とする。こう考えれば簡単だ。町内会で主催する抽選会でくじを引いたらある食堂のお食事券が当たったとする。それは食堂のメニューにある全ての物から1品だけ無料とされている。上は自家製とろけるビーフシチュー2500円から下は枝豆250円と種類は豊富だ。さああなたならどう選ぶだろうか?

町道北成線5/ORR

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大方は普段食べられないような金額の高い方を狙っていくのではないだろうか?さああなたは毎月1回ある抽選会で偶然にも毎回お食事券を当てた。さあどの辺から攻めていくだろうか?まさか下の枝豆から攻めていく者もおるまい。つまりそういう事だ。年に1回渡道できるかできないかの瀬戸際で晴れて渡道できた人間がこんなマイナー町道など走るという事は

町道北成線6/ORR

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常識的に有り得ないという事。結果このようなマイナー路線では地元車両しか見かけないし、基本的には誰ともすれ違わない事の方が圧倒的に多い。でも林道とかと違って使える道であったりする事が多々あるのは事実。町道北成線はタカス峠と道道251維文峠を越えて来る道道同士を繋ぐ町内最北限に位置する丘越えの町道で市内の碁盤の目に入らずとも

町道北成線7/ORR

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二つの峠を連続走行出来るという点で何度か利用しているが、非常に使い勝手がいい。またタカス峠と道道848芳野峠という組み合わせ時も利用価値があり、何かと便利な砂利道の町道北成線はほぼ全線に渡り2車線幅を有し、最も狭い峠でも1.5車線幅で対向車はどこでも交わす事ができ、路面は極上のフラットでほぼ直線で占められた使えるショートダートである。

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