ORRの道路調査報告書:全国の廃道隧道酷道旧道林道を個人が実走調査したレビュー

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小花井林道

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小花井林道の取扱説明書

テン良し中良し終い良し、小花井林道は全区間の大半はストレートの極上フラットダートで解放的な状況から気分良く走れる峠越えの快走路で、晴れていれば背後に羊蹄山が迫りスーパーヴューに誰もが息を呑む事だろう。

 

小花井林道1/ORR

ドライブ&ツーリングのネタ帳ORR

道道791峠宮田線は文字通り宮田と峠を結んでいるという意味なのだろうが、宮田という地区はあるのだが峠という地区なり名称の付いた峠などが見当たらない。いったいどういう事なのだろうか?昔は峠という地区が存在したのだろうか?確かに奥羽本線に峠という駅が存在し峠という地名である。その昔は新幹線が通るなどとは夢にも思わなかった

小花井林道2/ORR

ドライブ&ツーリングのネタ帳ORR

スイッチバックの峠駅だが今でも茶屋が健在で年中無休で朝7時からやっている。峠の力餅は年に一回は食べないと気が済まない程で力餅セット1500円がオススメだ。勿論僕には購買力がないので使われなくなった峠駅のホームでコープ(生協)33円ラーメンを自炊し食した後万世大路というのがお決まりのパターンだがそんな事はどうでもいい。

小花井林道3/ORR

ドライブ&ツーリングのネタ帳ORR

どこが峠という地区なのかさっぱり分からないまま道道791峠宮田線は舗装が途切れ砂利道となる。当初そこが小花井林道の起点であり道道791峠宮田線の終点であると思い込んでいた。しかし実際は砂利道になっても道道791峠宮田線はまだ続いていたのだ。しばらく走っていると突如何でもない場所に林道標識が現れ、そこにはなんと道道の終点を告げる

小花井林道4/ORR

ドライブ&ツーリングのネタ帳ORR

ヘキサまでが設置されていたのだ。かくて道道791峠宮田線の一部はいまだに未舗装路である事が判明した訳だが、峠という地区なり地名が分からずどうも釈然としない。と、次に現れるのが峠旭林道との分岐だ。この林道しっかり抜けていて峠旭、小花井と繋いで走る事によって効率良く砂利道を走破できるとあって連続走行する人も多い。ここでも旭林道ではなく

小花井林道5/ORR

ドライブ&ツーリングのネタ帳ORR

峠旭という林道名称から道道791峠宮田線の砂利道になる部分から峠旭林道との分岐までの間が峠という地区である可能性が高い。しかし人家は一軒も存在しておらず、もすかしてその昔は集落があったのだろうか?峠については現在も未確認のままである。小花井林道は峠旭林道との分岐からグイグイ高度を増していき途中では背後に蝦夷富士と呼ばれる

小花井林道6/ORR

ドライブ&ツーリングのネタ帳ORR

羊蹄山が確認できる。やがて峠を迎える訳だが、この峠が関わっている訳ではないと思われる。峠には車数台が駐車可能なスペースが確保されており開放的な峠であるが羊蹄山が峠から見えないのは残念でならない。峠までの上りは緩やかな勾配で直線も多く見通しも良い。また下りも一部見通しの悪いカーブと勾配のきつい区間があるが総じて

小花井林道7/ORR

ドライブ&ツーリングのネタ帳ORR

幅員は1.5車線でたいがいの場所で普通車同士の離合は可能である。路面も踏み固められた極上のフラットダートで鬱蒼とした区間はほとんど無く大半は開放的で景色も抜群だ。分岐は多いが本線を見誤る事もなく小花井林道は初心者向きの林道と言えるがベテランも大いに満足するに違いない。小花井林道は道道914新富神里線と合流し終点を迎える。

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