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金花湯死闘篇(19

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金花湯19-1

◆金花湯19−1:復路は何度も後輪をチェキラ

起点となる千走林道より尾根伝いを縦走

最初に現れる決定的な分岐のT字路を左折

コイの口橋、泊川大橋を渡る

バカ殿岩を左折

川渡り&少々藪漕ぎ

金花湯19-2

◆金花湯19−2:カモイワンをエスコートするヘナリワン

基本的に上記の目標物を見落とさずに忠実に辿れば、ターゲットには間違いなく辿り着く事ができる。うっかり尾根筋のT字路を直進し、変則四差路まで入り込んでしまったとしても、左折して谷底を目指せば、自動的に本線へと雪崩込む。

初動段階において確かにここは巨大迷路だった。だがターゲットへは二通りの攻め方がある事を把握し、路の規格や勾配、それに道中の障害物など諸々のデータが得られた今、我々の前にあるのは巨大迷路ではなく、数本の林道が織り成す般ピーでは少々分かり難い道程というレベルに過ぎない。これをもって本件は、ほぼ全容解明に至ったと見て良かろう。

金花湯19-3

◆金花湯19−3:急坂は慎重に慎重を期す

尾根筋を貫く大回りルート、尾根の途中で折れ曲がる最短最速ルート、この二つのルートを完全に把握した意義は計り知れない。災害等でどちらが不通になったとしても、一方が無事であれば必ずターゲットに辿り着ける訳だ。但しもし実際に現場へ赴くのであれば、充分な装備と運行前点検だけは怠ってはいけない。カモイワンは道中致命的な損傷を負ったが、何とか知恵を絞って応急処置のみで対処する事ができた。だがこれはたまたま巧くいったまでで、やはり最悪のケースは想定しておく必要がある。最悪のケースとは、20km以上歩き続ける羽目になるかも知れぬという事だ。

金花湯19-4

◆金花湯19−4:騙し騙しで慎重に歩を進める

20km以上の強制直立二足歩行

20kmの道程を20キロの速度で巡航すればジャスト1時間であるが、実際はカーブあり、急勾配あり、障害物あり、決壊箇所ありで、机上論の倍近くは要すると考えた方がいい。バイクでも2時間を要する道程だ。一般的な歩行速度が時速4kmとされる人間が歩けば、単純に5時間はかかる計算だ。但し実際には激しいアップダウンを繰り返す道中は、道路というより登山道と考えた方が無難だ。単身で乗り込み最奥でトラブルに見舞われた場合、間違いなく生死を彷徨う事になろう。

金花湯19-5

◆金花湯19−5:起点の直前で生還を確信し歓喜する

ここはヒグマの巣窟であり、丸腰で歩く訳にはゆかない。危険を回避する為の最低限の道具、食料、寝具一式を背負って20kmを丸1日歩き通す、その覚悟があるだろうか?

日本最後にして最強の秘湯、金花湯。その道程は年を追う毎に荒廃の一途を辿り、いよいよ本当の意味で幻になろうとしている。そんな秘湯にトゥギャザーした経験を僕は忘れない。ありがとう、カモイワン!ありがとう、

いたっけカモイ!(完)

金花湯18へ戻る           取材日:2003年10月09日

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