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金花湯死闘篇(2

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金花湯2-1

◆金花湯2−1

このショッキングなショットを見てほしい。場数を踏んだ秘湯ハンターでさえなかなか近づけないでいる金花湯への道に、アメリカンバイクでの突入を試みる男は、世界広しといえども彼をおいて他にいない。僕は出発前何度も説得したさ、それじゃ無理だって。しかし彼は僕の警告を聞き入れようとはしなかった。無茶苦茶だ、オフロードバイクでさえどうなるかわからない未知なる領域に荷物満載のアメリカンで突っ込むとは。

金花湯2-2

◆金花湯2−2

そう、この破天荒な男こそ、狂牛病の鮭男ことポンチャイである。人は彼を世界のポンチャイと呼ぶ。彼に常識など通用しない。彼の行動は僕を遥かに凌駕するレベルであり、この僕が全国区とするならば、彼は優に世界に出しても恥ずかしくない程の逸材で、個人的には是非パリダカにアメリカンでエントリーしてもらいたいと思っているほどだ。

金花湯2-3

◆金花湯2−3:尾根筋の治山箇所

パリダカールレースの完走云々は兎も角、アメリカンで出場し世界の度肝を抜き、日本にポンチャイ有りと知らしめて欲しい逸材でなんである。また彼は日本で数人しか知らないであろうライダーハウス北の宿管理人(閉鎖しました)でもある。

彼にとってカムイワッカなど朝飯前で、薫別、岩間、さわと、フンペサンと次々と名湯秘湯をアメリカンで陥落させていった。鉄馬に跨った雄姿は、まさに西部劇に出てくるカウボーイそのものであり、彼の後姿はあり若かりし日の僕を彷彿とさせ、まさに今が旬と言っていい。

金花湯2-4

◆金花湯2−4

残念ながらライダーハウス北の宿は、管理人の諸事情により閉館する(とっくの昔に閉館してます)が、いつかどこかで復活を望む声は決して少なくない。この後ポンチャイは武者修行に出るが、一回りも二回りも大きくなって帰ってくるだろう。逞しく成長し、立派になって帰って来たその時彼は自信を持ってこう言うだろう。

立派に成長した僕の息子を観て下さい!

(↑誰も見ねーよ)

金花湯2-5

◆金花湯2−5:第一分岐点

本件は道路調査が大前提であり、温泉はあくまで二の次である。従ってここに至る過程においては、小さな分岐ひとつ見逃しはしなかった。道の駅よってけ島牧から実に十数kmに及ぶ砂利道を駆け抜け、この林道が迷路と呼ばれ怖れられている決定的な分岐に到達した。勿論そこに標識類は一切無い。直進か左折か運命の別れ道である。

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