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金花湯死闘篇(7

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金花湯7-1

◆金花湯7−1:本線と思わしき謎の道を右折

驚くべき事に左からぶつかってきた道は、今我々が下って来た作業道より路面状況が格段に良い。いったいどこから来てどこへ通じているのだろうか?右なのか左なのか、ひたすら奥へ向かうには右である。左も捨て難いが、ここは前進あるのみだ。

僕が道を精査している間に、遅れるカモイワンもやってきた。進路は決まった。右である。そこには激坂もなければ幅員も3mと広い。どうやら我々に光明が差したようだ。

金花湯7-2

◆金花湯7−2:ちょい荒れ気味の路

ところがだ、進めば進むほど道の様子がおかしいのだ。先程の合流地点には、明らかに最近蒔かれたと思われる砂利が敷いてあった。しかしここに来て路面状況はぬたぬた状態となり、悪化の一途を辿っている。作業道から立派な林道に抜けたと思ったのも束の間、崩れてきた土砂をただ退かしただけの箇所も多々あり、進路を見誤った可能性が浮上してきた。

金花湯7-3

◆金花湯7−3

結局はこの路も作業道なのだろうか?道はやがて川となり水溜り箇所も多くなってきた。また行き止まりなのではないかという不安が脳裏を過る。巨大迷路とは聞いてはいたが、それは般ピーから見ての事で、道路調査を生業とする僕にとって、金花湯への道程など朝飯前と軽く見積もっていたのだが、これがなかなかどうしてすこぶるパンチの効いたクレイジー・ゴナ・クレイジーな酷道なんである。

僕は巨大迷路の狭間でひとり悩み考えていた。クレイジー同士に挟まれたゴナって何?

金花湯7-4

◆金花湯7−4:河原同然の壮絶な悪路

ちょっと奥さん、見てコレ。路面がほとんど干上がった河原状態ですよ。これじゃ流石のカモイワンも、あら〜!来ちゃってるよ、来まくりやがってるよ〜!

見てくれ、この次世代の動きを!

(良い子のみんなは絶対に真似をしないで下さい)

握り拳以上の大きさの石がゴロゴロした川原のような区間でさえ、重戦車にとっては舗装道路と大差ない事を証明している。

金花湯7-5

◆金花湯7−5

カモイよ、私はどうやら認識を誤っていたようだ。アメリカンの走破性能及び現代の若者の行動力を。カモイワンを持ってすれば恐らく出来ない事などないのだ。この画像を見て誰もがこう思うだろう。

アメリカンバイクってオールマイティ?

(普通にパンクしますので絶対に真似をしないで下さい)

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