ドライブ&ツーリングのネタ帳

www.henari1.jp ORRの道路調査報告書 ODA ROAD RESEARCH

〜ツーリングマップルで訪ねる万の峠と億の道〜

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トップ>酷道データバンク>北東北>青森>階段国道339号線の実走調査レポート

階段国道339号線(3)

★★★★★

階段国道339号線3-1

◆階段国道3−1:緩いカーブ&勾配のきつい階段が続く

ガタ・ガタ・ガタ・ガタ!

第二ステージは第一ステージが霞んで見えるほどの激坂で幕を開けた。ここが国道である事を強調するかの如し再び現れたおにぎり。だが第二ステージは“もしかすれば通れるかも知れない階段”ではなく、誰もが知る極々一般的な階段としてそこに成立していた。そう、デパ地下へと導くあの階段のように。

第一ステージでは確実に備わっていた両側のスロープも、第二ステージは片側のみへ縮小し最早選択の余地はない。

階段国道339号線3-2

◆階段国道3−2:先が見えない厳しい線形

分かるか、この勾配が?!

先程までとは一転し幅員がぐっと狭くなった国道は先の見えないスパイラルカーブを描き急激に津軽海峡へと落ち込んでいた。しかもこれまでとは違い右に左に蛇行する不安定な線形の果てにだ。

お前が〜!お前が〜!

(早くもこの時点で全知全能の神お前ゴッドが登場)

一気に走り抜けるのも無茶苦茶怖いのだが、途中で止まって単車から降りて撮影する方が遥かに恐ろしいのである。

階段国道339号線3-3

◆階段国道3−3:S字カーブで転倒しミラー破損

本日は完全踏査を果たすべく背負う荷物は僅か一箱。ORRではそれを勝負箱と呼ぶ。勝負箱で挑み、ギアを一速に落としているにも関わらず、ヘナリワンは大人しく素直に撮影を許してはくれない。自身の重さと万有引力の法則により、どうしてもジリジリと勝手に動き出だしてしまうのだ。

ジャストアモーメント・ジャストアモーメント・ジャストアモーメントと後退りしていたまさにその時である。左の画像をよーく御覧頂きたい。上の画像では左右のミラーが確認できるが、もうこの時点で左のミラーが消失している。これはイリュージョンでもなければわざと外した訳でもない。

階段国道339号線3-4

◆階段国道3−4:地上までの比高は50m

左のミラーはあっという間にこの世から消えてなくなったよ、

粉々に飛び散ってな!

ヘナリワンはあらゆる法則にとても従順であった。万有引力の法則に慣性の法則、因果律にマーフィーの法則、それに

おいでやす壊れやすの法則も。

ミラーだけではない、左の方向指示器ーも同時に破損し、全容を把握すればするほど吹けば飛ぶようなORRの運営を根底から揺るがし兼ねない異常事態に、気象庁はここでズタボロ警報を発令。竜飛岬の階段国道付近を走行する全ての車両に対し注意を促した。

階段国道339号線3-5

◆階段国道3−5:最大勾配を誇る最強区

これ以上破損を重ねる事は、オダジョンイル体制の崩壊に繋がりかねない。現在のORRの基盤を築いた故オダイルソンの墓前で、僕はなんと報告すればよいのだろうか?

通常の坂道であれば大抵は止まっていられるはずだし、単車はそのように設計されているはずだが、暗坂とか一部のキチガイ染みた勾配の激坂の前では常識など通用しない。

道かな〜Yes! 道じゃない〜Yes

道かな〜Yes! 道じゃない〜Yes

風が〜吹くたび〜単車も動く〜♪

そんな国道ね♪(早見優:夏色の竜飛)

階段国道339号線3-6

◆階段国道3−6:ヘアピンではなく完全なる折返し

海面との比高が50mはあろう断崖の上から二輪による決死のダイブは、被害総額2000円という未曾有の痛手を負いながらも、大参事に至る事なく中間点を迎えるに至った。

下界の僅かな隙間に居住地を求めた家々のカラフルな屋根もいよいよ目前に迫り、勾配の厳しさと引き換えにゴールは着実に接近しつつあった。ただここに来て幅員は中央分離帯を設置する意味を完全に失うほど狭路を極め、更に短いピッチでの九十九俺と化した階段国道は、ヘアピンカーブのような曲線を描かずアグレッシブなコの字型にて折り返し、加えこれまで以上の段差にて挑戦者を追い詰めるのである。

階段国道339号線3-7

◆階段国道3−7:九十九俺で高度を一気に下げる

ところで「とくダネ!」の小倉さんが今危機的状況にある。ヅラがいつ落下してもおかしくないほど前頭葉付近のヅラと頭皮が完全に分離してしまっているのが時たま見受けられ、番組中いきなりズレ落ちてしまうのでは?と見ているこっちがハラハラする。

せめてヅラ専用パラシュートを取り付けスローモーションでの軟着陸であれば、茶の間でも安心して見てられるんで、宜しく頼むよ小ヅラさん!んで崖上から落下する勢いのこの国道で軟着陸は果たして可能なのだろうか?

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