ORRの道路調査報告書:全国の廃道隧道酷道旧道林道を個人が実走調査したレビュー

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非道隧道(6)

★★★

 

非道隧道の取扱説明書

もしも突然歴史上の人物を一人挙げよ3・2・1・Q!と問われたならば、僕なら間違いなくザビエルと即答するだろう。そう、フランシスコザビエル。教科書にも登場する世界的エロ河童キリスト教宣教師だ。彼の生まれ変わりがアルシンドであるという事実は、いずれオーラの泉で明らかとなるだろうが、前説はこれくらいにして、早速取説に入りたいと思う。もしも突然歴史上の人物を一人挙げよ3・2・1・Q!と百人アンケートを取った際、恐らく回答数ゼロは避けられないであろう人物、三島通庸。日本史の、それも近現代史に登場する彼の名を目にする機会は皆無に等しい。だがひとたび的を道路に絞れば、直ちに彼の名は大きく浮上する。はっきり言って三島通庸抜きに東北の道路、ひいては日本の道路史さえも語れまい。旧廃隧道を語る上で、彼の名を避けて通る事は非常に困難を伴うのである。ここに彼の残した軌跡の一部を列挙しよう。万世大路、大峠、関山峠、雄勝峠、主寝坂峠、宇津峠、加茂坂猿羽根峠山王峠。どうだろう?東北各地では石を投げれば三島に当たると言わんばかりではないか。僕は彼の名を知らぬままサイトを開設し、気が付けばいつの間にか彼の手の中で踊らされていた。道路の現状報告に徹し、あえて歴史とシンクロさせて来なかったORRの怠慢と言ってしまえばそれまでだが、今後は徐々に歴史的考察にもメスを入れていかねばなるまい。まずはその第一弾としてザビエル=河童説の是非を問う。(嘘)

 

非道隧道6-1/ORR

ドライブ&ツーリングのネタ帳ORR

そう馬車。僕がその現場を目の当たりにした訳でも、当時の記録を調べ上げたのでもない。事実上二回目の調査となるこの日、ゲートの撤去で手こずっている所を、乳母車を引く地元民と思わしき婆さんに見られてしまったのだ。犯罪者心理からだろう、話しかけたのは僕の方からだった。いや〜先日の大雨とは違って実にいい天気ですね♪その場凌ぎの当たり障りのない会話で、何とか背後の

非道隧道6-2/ORR

ドライブ&ツーリングのネタ帳ORR

既に半分開封してしまったゲートから目を逸らさせようとする俺(汗)。このババア早く立ち去らねーかな。その時の正直な気持ちである。だがしかしこの婆さんは僕にとって厄介者どころか、なんと救世主でさえあった。この先に洞門がある。婆さんからもたらされたこの一言でアドレナリン大放出につき、逸り立つ気持ちを抑えるのに一苦労した。何とか冷静になって婆さんの話しの続きに耳を傾けた

非道隧道6-3/ORR

ドライブ&ツーリングのネタ帳ORR

結果、大変貴重な生の証言を得る事ができた。やっぱ地元の古老に限るな〜。つくづくそう思う今日この頃。最後に婆さんは言った。ジョシメソ・ ダニョ・オセヨー(韓流か!)まだチョコボール向井氏が現場に到着(男優か!)そこの荷物全部中に入れと(搬入か!)あれ?胸なくなっちゃった(貧乳か!)うまく誤魔化したつもりが婆さんに思いっきり見透かされており、まさか婆さんの口からジョシメソ

非道隧道6-4/ORR

ドライブ&ツーリングのネタ帳ORR

韓流か!)気を付けて行きなさいなんて言われちゃって、ったくも〜バレバレやんけ〜。まっ、ええけどな。んでもってそのブツってのがコレである。名称?んなもんありゃせんがな、小さくて屁みたいな洞門と婆さんが言い放った隧道がこれだ。そこは前回僕が撤退せざるを得なかった盛土からカーブをひとつ経ただけの、まさに目と鼻の先に位置していた。ガタンゴトン・ガタンゴトン・オカンオトン・

非道隧道6-5/ORR

ドライブ&ツーリングのネタ帳ORR

オカンオトン(リリーか!)思わず会津鉄道にツッコミを入れてしまったが、この界隈にしては長大編成と思われる四両の轟音をもってしても、ほんの3滴ほどチビッただけで、今日の僕は全くといっていいほど毅然とした態度でそこにいた。前回とは違うのだよ、前回とは(漏れ量が)。鉄道側は二つの隧道が向かい合わせとなる格好で、ほんの一瞬だけ外界と接する。そこがまさに非道隧道とほぼ

非道隧道6-6/ORR

ドライブ&ツーリングのネタ帳ORR

同位置にあり、道路鉄道共に同一の岩肌を砕いている。まさにその迫り出した岩こそが地図上に記される比戸岩なのだろうか?そこは道路と線路が最も接近する場所で、現役の鉄道と隣り合わせなだけに、鉄道施設の余波もあり現代にも通ずる近代的な施工が施されている。とは言っても最後の施工が昭和中期辺りなのかも知れないが。ところがひとたび道路に視点を移せばそこは人力の人力に

非道隧道6-7/ORR

ドライブ&ツーリングのネタ帳ORR

よる人力の為の人力。手掘りフォー!槌とノミで掘削にあたったかのような荒々しい壁面はその内外を問わず、その歪みっぷりときたらあ〜た、ヤレと言われてそう簡単に出来るものではおまへんがな。で、誰がここを掘れと言った?言わずと知れたあの男だよ。そうザビエルだ(欧米か!

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